LEDを使った「光の壁」の施工例(キッズスタジオ)

七五三など、お子様の撮影がメインのスタジオ様のリニューアルに際し、LEDを使った縦2.5x横4mの大きな「光の壁」をご依頼いただきました。

プロペットでは

DIY用 5600K LEDライナーモジュールキット PLWLLM90

をアレンジした
「特注LEDモジュールセットの設計と製造」
そして
「アルミ壁への貼り付け」
を担当しました。

他にもLED貼り付け面の施工やディフューズ方法の選定に関してもご案内させていただきました。

上の写真の光源は壁面のLED(と環境光)のみ、外光は一切入らない場所です。

F8・1/80秒・ISO400 で撮影しました。

下の写真も同じです。

 

ディフューザーには、2枚重ねにしたユポを使用しました。

そして、その奥にアルミ板で作った壁に縦5x横15=計75本のLEDが配置してあります。

LEDは熱くならないと思われがちですが、実はかなり熱が発生します。それが原因で故障したり、光量が低下することもあるんです…。

そのため、放熱に優れたアルミ板に「熱伝導性両面テープ」で固定してあります。

さらに今回は密閉空間のため、サイドからサーキュレーターで空気の循環を確保できるようお願いしました。

 

ところで…光源をLED(定常光)にするメリットって何でしょう?

・実際の光の当たり方、影の出方を確認しながら撮影できる

・ストロボのチャージを気にせず、シャッターを切れる

・シャッタースピードを速くしてもケラレない(暗くはなりますが…)

・動画もとれる

といった所でしょうか。

加えて、今回のような大きな面光源にすると空間全体にまんべんなく柔らかな光が回っているので、お子様が動いても、ライティングを気にせず良い表情を捉えることに集中できます。また、

 

逆にデメリットって何でしょう?ストロボ(瞬間光)と比較すると…

・光量が小さい

・まぶしい

・撮影のリズムがとりにくい

といった所でしょうか。

一番のデメリットは「(ストロボと比べると)コストや機体の大きさに対して小光量である」という点ですね。また、一般的に省エネ性についても、白熱電球等より優れているものの、実は、ストロボには劣ると思われます。

お勧めなのは、大きなLEDの面光源で空間全体を明るくしつつ、ストロボで立体感を出すこと。小型なストロボなら、キャッチライトや髪の毛の艶感も出しやすいですね。SQ300などのチャージの早いストロボなら、動きの多いお子さんの撮影にもぴったりです。また、ワイヤレスで使えるMON300Bなら自由度の高いライティングができ、バリエーションが広がりますね。今回施工したスタジオにもLEDだけでなく、MONO300Bもご納品させていただきました。

LEDもストロボも良い面とそうでない面があるもの。用途や場面に応じて使い分けたいですね!

あわせて、ブログ記事「LED 3製品 発売しました」もご覧ください。

検討用の資料としてお使いください。

(プリントサイズA4)